週休3日制の導入事例 | 株式会社オリーヴ|介護分野に特化した人財支援

介護働き方改革支援

事業所名(仮名でも可)

週休3日制の導入事例

宮城県デイサービス

介護の正職員16名平均勤続年数は12.4年と定着率がよく、外部評価も常に好成績を維持しています。しかし、勤続年数に比例して職員の高年齢化は避けられない現実です。
このまま年数を重ねることを考えるとやはり不安があります。
介護事業が若い働き手にとって魅力ある職場になるためにどのような改革が必要なのか、また、人件費との折り合いをどのようにつけるかに常に悩んでおりました。
そのような中で何か良い方法はないかと模索をしていた中で、宮城県が発表をした介護職週休3日制度の導入の記事をみて、すぐに問い合わせをしました。
このプロジェクトは必ず今の当法人に役立ち、そして大きな変化をもたらしてくれるだろうと考えました。

制度導入に向けた取り組み

  • 導入研修会の開催
  • 導入施設活動事例会に参加
  • シフト作成レクチャー
  • 講義受講
  • トライアル導入
  • 検証確認

施設職員の感想

介護は、身体的にも精神的にもつらいというイメージがあると思います。もちろん大変な場面もあり認知症ケアに悩み考える時もあります。しかし、介護職の多くが、大変の中でもお年寄りの笑顔や感謝の言葉に元気をもらうことで仕事を続けられていると思います。当事業所は、職員の勤続年数が長く・定着率が高いグループホームです。理由としては、人間関係の良好さに加え各職員の人間性なのだと思います。しかし、職員の業務負担に偏りが大きいこと・残業が慢性化し定時退勤が難しい、まとまった休憩時間が取れない等の問題を抱えていました。

子育て世代や介護を担う職員がいる中、週休3日制度の導入は、私たちの働き方を私たち自身で考え変えていくチャンスなのだと思いました。大変なことが当たり前ではなく働きやすい環境を整備することにより、「この仕事(介護)を選んで良かった」「この会社(ふかふかはうす)を選んで良かった」と職員がより実感できる事業所を目指していきたいと思いました。

施設職員の感想

初めて週休3日制度を聞いた時には全く想像もつかず、実現できるのか疑問でした。まず勤務表はできるのか?週に3日休むといことは単純にスタッフの数が足りなくなるのでは?そして、スタッフの合意は取れるのか?等不安が募っていきました。しかし、宮城県委託事業の担当者様とのZOOM会議、研修を何度も重ねるにつれて、その不安は少しずつなくなりトライアル導入までくることができました。

今回のプロジェクトメンバーになったことで、スタッフとの連携強化、課題解決に対する自分のスキルアップに繋がっていると感じています。働きやすい環境の整備、入居者の方との関りを深めケアの質の向上等を目指して、これからの課題をポジティブにとらえて解決をしながら週休3日制度を定着させていきたいと考えています。

この制度導入が必ず将来良い影響をもたらすことを信じて活動していきたいと思います。

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