プロジェクト・サンキュウ | 株式会社オリーヴ|介護分野に特化した人財支援

介護働き方改革支援

事業所名(仮名でも可)

プロジェクト・サンキュウ

宮城県特別養護老人ホーム

子育て、介護、体調等でフルシフト勤務が難しい職員に対して、短時間勤務やシフト配慮を目指すと同時に、認知症当事者の就労支援を行いたい。
しかしその一方で、フルシフト勤務者への負担が増え、有給休暇取得状況や残業にも偏りが発生してしまっている。

導入目的

  • ライフスタイルやライフステージに合わせた働き方の選択肢を広げる
  • 職員間の残業時間や業務の偏りの是正
  • 新たな就労形態を検討する過程での業務改善の検討の契機

導入前の職員の意見

  • 1人で業務をする時間が減るなら、取り組んでみたい。
  • しっかり休めて、家族との時間が持てるなら、取り組んでみたい。
  • 業務の負担が減って、手厚いケアが出来るなら、取り組んでみたい。
  • 夜勤の時間が短い、負担軽減になりそう。
  • リーダー業務の時間を確保できそう。
  • 職員・利用者双方にメリットがあるなら、取り組んでみたい。
  • 負担の分担、業務の効率化につながるなら、取り組んでみたい。

課題と対応①

・直接申し送る機会の減少
・週休3日制の夜勤から日勤帯への申し送りが、多忙な時間帯に重なり、申し送りの時間が不十分となる。
優先度に応じて、効率的に伝える方法について、ユニットで協議し対策を講じる

課題と対応②

・10時間の夜勤では業務が終わらず、日勤者に業務を残して引き継がざるを得ない場合がある。
勤務時間帯の工夫と日勤者と早番者のバランスの良い配置

課題と対応③

・一日の労働時間が10時間であるため、週休2日制に比べ週休3日制の方が、超過勤務の時間が長くなる傾向がある。
・導入トライアル期間中に、中抜けや遅めの日勤帯を試し、対応可能かどうかの検討を行った。
超過勤務ではなく、他ユニットからの応援体制を検討する。日頃から、速やかに応援できる体制をつくる。

プロジェクト・サンキュウの成果と今後に向けて

導入トライアルを経験したことで、様々なことが見え、足元を見つめ直すことの重要性を学ぶ機会になった。
導入トライアルによって、プロジェクトメンバーが業務改善や業務の効率化について、これまでより具体的に考えるきっかけになった。
メンバーの考えを施設職員全体に伝え「誰もが働きやすい職場づくり」につなげたい。

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